ひとり親の子育てって大変なの? 振り返れば楽しい思い出

彩るブルーベリーの実の写真

経験者は語るではありませんが、ひとり親ってやっぱり大変だと思います。
なにせ、なんでもかんでもひとりでやっていかなくちゃいけない。

何が一番大変だったかというと、背中に何かズシーンと背負ったような大きな責任感。
そして心細さもありました。

 

でもなんとかなるもんです。
時期が来ると、子供は自立して大海原へ羽ばたいていくようです。

大変だった事実は、確かに記憶には残っているけど、振り返って思い出すのは、楽しい思い出ばかりかもですよ。

ひとり親の子育ってどんな感じ?経験者は語る~

 

「ひとり親の子は可哀想だなんていうのもきっと違くて、いろいろあった人の背中の方が、何にもない人のそれより大きくて、そんな背中を見て育ってきたからなのか、ひとり親に育てられてきた身近な友達を思い返してみても、みんな優しくて人の気持ちが分かるいい奴らで」としみじみ。

この文章は、ZOZO(ゾゾ)創業者の前澤友作さんが、ひとり親支援新会社を始める時のコメント。

ニュースで読んだ文章ですが、ほんとそうなんじゃないかな・・・と、思った言葉でした。

 

うちは、一人息子ですが、小学生の頃から母子家庭で育ちました。
今は成人していますが、心優しい人に育ってくれました。

でも、親としてはなんだか複雑な気持ちもあったり・・・

 

ひとり親の子は可哀想?

自分は親だったので、父親がいない息子に対してどこかでいつも申し訳ない気持ちがありました。

ひとり親の子供は可哀想なんて気持ち。

息子自身も、小さい時は、なんで家にはパパがいないの?

そんな事を言ったこともあったり・・・しましたね。

 

休日に両親そろったファミリーで、お買い物している人を見かけたりすると、ちょっと胸が痛い・・・

子供も寂しかったかもしれないけど、母の私も寂しかったのも否めません。

 

可哀想と思ってると良くないかも・・・

でも、子供を可哀想だと思うと、自分自身に対しても可哀想な気持ちに支配されてゆくようにも思います。

だって、誰も好き好んでこのような状態になった訳ではありません。

 

また、親が子供を可哀想だと思うと、子供自身も自分の事を「可哀想な子供」って思うような気がしたからです。

 

「可哀想な子供」と「可哀想な母」なんて、

う~~ん。嫌だった

 

現実は、どんな生活だった?

とは言っても、現実ってシビアで、いろんな場面でひとり親をつきつけられることもあったりするのは事実。

だって、母子家庭だと、両親そろっている家庭に比べれば、足りないことだらけ・・・

 

でも、その分、補い合ったり、助け合ったりも自然についてくるようです。

 

リンゴ

リンゴの母子家庭生活は、母と子の二人三脚みたいな感じでした。

私がしっかりしていない分、子供がしっかりしたような感じ?

 

無理をしないで、自然体でも大丈夫なようです。

 

ひとり親の子供は、とりあえず立派に成長しました!

ひとり親の息子でしたが、他の子に比べて大人になるのが早かったような感じがします。

心優しい大人になりましたよ。

母バカではありませんが、自分の中では自慢の息子で、申し分ないと自分では思っています。

 

ひとり親の弱点

ひとり親で大変だった事は、「ひとりで担う責任感や心細さ」。

そして、私の場合は、生活費の少なさも大変でした。
色々買ってあげたり、やりたい事をたくさんさせてあげられないなんて現実もあったり。

でも、大学も大学院も授業料免除で、あまりお金もかけずに、なんてことも出来ました。
大学生の頃は、バイトをしてお金を貯めて、テントを背負って山登りなんかもしていました。

 

ひとり親でもよかったところ

どんなことにも、一長一短ってあるものだと思います。

ひとり親でも、十分、幸せに暮らせるものだし、ひとり親だからこそ味わえた深い経験や思いもあります。

 

お互いの大変さや辛さがわかる分、子供とは信頼関係も厚くなるようです。思いやりや絆が深まった。そんなこんなで、お互いの幸せを心底、願える訳です。

 

それに、いろいろ足りない分だけ、工夫が出来る。努力が出来るなんてこともあったりするような・・・

 

リンゴ

息子にとっては、

ある時は、同士。

ある時は、反面教師。

ある時は、親って感じだったのかもしれませんね・・・💦