心穏やかに、優しい気持ちで、日々過ごしていけたら幸せですよね。
そんな風に思っているのに、波風をたててくる「問題」。
問題について、苦しみ、思いわずらっている状態が「悩み」なんだそうです。
目次
悩まないで心穏やかに暮らす方法って?
生きていると、当たり前ですがいろんな問題が発生します。
でも、問題に対する解決方法や対処の仕方がわかれば、悩む必要もなくなっていくようです。
悩むから考えるへ
何かがあるから、悩みも生まれるのですが、
その何かは「存在しているもの」 ☞ とりあえず自分が「事実、現実」だと思っていること。困らせてること。
その場合、
「なりたい未来は?」
と、ひとまず、考えます。
例えば、病気になった。
その場合の「なりたい未来」は、病気が治ること、健康になること、元気でいたい。
その為には、とりあえず薬を飲む、病院へ行く、食生活を変える、運動を習慣にしよう、ストレスを無くす・・・
などと、いろんな解決法を考えるし、行動する~となります。
問題に対して、考え、選択して行動することで、よい結果をまちわびます。
そして、うまくいかなかった場合は、また考えます。
治療法を変えてみるとか、生活習慣を念入りに見直すとか・・
悩まないで考えて、行動する。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」なんて言葉もある
心理学者のアドラーの有名な言葉に、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」。
確かに、ってやっぱりうなずいてしまう言葉。
問題が病気の時とは、ちょっと違って、人間関係の問題はややこしいものがあります。
よくよく考えて行動しても、予想とはかけ離れた結果がおこることもあったりします。
良かれと思っってやったことに、「オーノー・・と、ひっくり返りそうな反応があったり・・・」
感情がゆさぶられる事も色々あったりします。
「どうしてあんな行動をしているのだろう?」ということなんかは、考えても考えてもわからない。
と、いうか、そもそも考えてわかるものでもありませんよね。
しょせん、想像の域。
変えられるものと変えられないものがある
世の中には、変えられるものと変えられないものがあるようです。
考えてもわからないものに囚われると、悩みは深刻です。
また、変えれないものを変えようとすると、苦しみがやってきます。
「変えられないもの」=他人や過去。
天候や社会の出来事。
「変えられるもの」=自分の思考や行動。
自分の未来。
おおざっぱに言ってしまえば、
他人に関する問題や過去の出来事は「変えることのできないもの」。
現在の自分は「変えられるもの」なのかもしれません。
アメリカの神学者である「ニーバーの祈り」は、不毛な悩みから解放されたい人向けの祈りのようです。
<ニーバーの祈り(日本語訳)>
「神よ、変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。」
ニーバーの祈りは、
「変えられないものを受け入れる冷静さ」
「変えることのできるものを変える勇気」
「変えることのできるものと、できないものを識別する知恵」
を神様に求めています。
本来、人生はシンプルで、
唯一変えることができるのは、
自分の捉え方やものの見方、行動だけなのかもしれませんね。
では、悩んでる時は、どうするの?
悩んでる時は、おおかた視野が狭くなってる状態。
目の前のことにとらわれすぎ。の場合が多い。
悩みが頭の中で、ぐるぐるかけまわってる時は、考えすぎの状態。
考えても答えがない問題を悩んだり、変えられないことを変えようとしていることもあったり・・・です。
問題があったら、☞ 解決へ
ピンチはチャンスになる
問題が起きたときは、それを静かに観察してみてください。
それは、かえられること? かえられないこと(・・?
未来はどうしたい?
その為にかえられることは何?
答えは、具体的な行動かもしれないし、自分の考え方や見かたを変えてみることだったり、調べものかもしれません。
道を間違えたと思うなら違う方向もあり。
いろんな選択肢があることも事実ですよね。
その場合は、メリットやデメリットもよく考えて、
自分が楽しくなるような、幸せになるような選択をするのがいいですよね。
頑張るのをやめるなんても、素敵な選択のひとつですよね~